地形エディタを利用する
「地形エディタ」である「Terrain」ツールについて解説します。
Standard Assets (for Unity 2017.3)をインポートしよう
Assets StoreでStandard Assetsを検索してインポートします。
Standard AssetsはUnityの公式Assetsで、Unity 2017.3以降なら使用可能です。
Sample Sceneはいらないのでチェックを外しておきます。
Standard Assetsをインポートをするとエラーが出るかもしれません。
出た場合は、Assets→Standard Assets→Utility→SimpleActivatorMenu.csを削除します。
これで準備は完了です。
Terrainを使って地形を作成しよう
Hierarchy→3D Object→Terrainを選択し平らな地形を作成します。
HierarchyでTerrainを選択すると、InspectorにTerrain編集ツールが表示されるので、ブラシマークを選択します。
Raise or Lower Terrainを選択します。
Raise or Lower Terrainツールは、地形をブラシの形に盛り上げたり削ったりするツールです。 ペイントツールで地面の高低を作っていきます。Brush Sizeでブラシの大きさを変更し、Opacityでブラシの影響力を変更できます。 |
先程作成した、HierarchyのTerrainをSceneビューでなぞり適当な地形を作ります。
Shiftキーを押しながらなぞると盛り上がった場所を盛り下げることができます。
次にSet Heightツールを使って道路を作ってみます。
Set Heightツールは、ブラシでペイントしたところが指定した高さになります。 |
最後にSmooth Heightツールを使い凹凸のはっきりした部分をなぞってみると滑らかに変化することが確認できます。
Smooth Heightツールはブラシでペイントした場所を均一にならします。 |
地形データのペイント
先程作成した、真っ白な地形データにペイントしていきます。
地形にテクスチャを適用する
Paint Textureツールを使います。
Edit Terrain Layers→Create→Layerで自分が使いたいTextureを選択。
今回はGrass&Rockを使用します。
Sceneビューを見てみると、自分が作った地形が変化しています。
木を配置する
Inspector→Paint Treesツールを選択します。
Edit Trees→Add Tree
Tree PrefabにPalm_Desktopを追加します。
木を生やしたい場所にSceneビューでドラックします。
これで山に木を生やすことができました。
草を配置する
Inspector→Paint Detailsツールを選択します。
Edit Details→Add Grass Texture
Detail TextureにGrassFrond01AlbedoAlphaを追加し、Addをクリック
Paint Detailsツールで配置された草や小物はカメラとの距離がかなり近くないと表示されません。そのためまずは、Sceneビューで地面近くまでズームしておきます。
あとは、木と同じように生やしたい場所をドラックします。
水面を作成しよう
Project→Standard Assets→Water(Basic)→Prefabs→WaterBasicDaytimeをHierarchyにドラックアンドドロップ
ScaleをX10000,Y10000,Z10000にします。
これで小島が完成しました。
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